数ある高級家具材料の中でも、最も人気と憧れを集めるのはチーク材ではないでしょうか。家具材料として機能性と美しさを網羅したチークは、所有する方全てに喜びを与えてくれるような存在です。
今回はそんな高級家具材料である、チーク材を使用した家具についてご紹介していきます。
チーク材とは
チークという樹木は、アジアの熱帯モンスーン気候地方に分布するシソ科チーク属の落葉高木の総称です。ウォールナット、マホガニーと並び、世界三大銘木の一つに数えられる最高級の銘木です。美しい木目を持ち、材質は硬く強靭、収縮率が小さく、虫にも強い。
と、木材としておおよそ考え得る長所を併せ持つほど、優秀で人気のある木材です。そのため家具材料としてはもちろんのこと、あの20世紀を代表する超豪華客船クイーンエリザベス2世号にもこのチーク材が使用されています。
しかしこのチークは、現在ほとんどの地域で伐採が禁止されているうえ、輸入も規制されています。そのため日本国内で手に入れるのが大変難しく、非常に高価な木材となっています。
そこで近年では、ジャワ産の「ネシアチーク」という人工的に植林されたものが市場に出回っていますが、原生林で育った「本チーク」(ドライチーク)に比べてテクトキノンと呼ばれるの抽出成分比率が低く耐久性に劣ると言われています。
チーク材を使った家具の魅力
チークという樹木とその特徴について知っていただけたところで、そのチーク材を使った家具の魅力をご紹介します。欠点を探す方が難しいとさえ言える材料ですので、その数々の魅力に驚かれるのではないでしょうか。
強靭で壊れにくく長持ち
チーク材の家具は耐久性が高くて壊れにくいので、長年使い続けていくことが可能です。材料の希少性も伴って、チーク材の家具は大変高価になっています。
しかし壊れずに何世代にも渡って使い続けていただける事と、皆が憧れる「チーク家具」を所有することによる満足感を考慮すれば、決して高い買い物ではないはずです。
木目の美しさと経年変化
チークは世界三大銘木に数えられるだけはあり、大変美しい木目と色合いを楽しむことができます。またそれだけではなく、年月を重ねるとともに木目の中の黒い色をした樹脂が抜けて、鮮やかな金褐色の美しい色へ変化していく様をじっくりと楽しむことができます。
チーク材を使った家具を購入するには
チーク材の特徴とその家具について、簡単にご紹介させていただきました。憧れの高級木材であるチークで作られた家具が手元にあれば、日々の生活をさらに充実して送ることができることでしょう。
チーク材を使った家具に興味を持っていただけたのであれば、ぜひ購入のご検討をしてみてはいかがでしょうか。NOLSIAではチーク材をはじめ、様々な種類の木材を使用した家具を多数ご用意しております。
フルオーダー、セミオーダーが可能な商品もございますので、不明な点がありましたらお気軽にご連絡くださいませ。