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家具を選ぶ際のデザインのポイント

家具を選ぶ際のデザインのポイント

春になると異動や転勤などで引越しをしたりして家具を新たに購入する機会も多いのではないでしょうか。しかし、実際、家具を選ぶとなると、どのようなものを購入すれば良いか悩む人は多いと思います。

そこで家具選びのポイントなるデザイン要素をまとめてみました。

家具デザイン(テイスト)の特徴

インテリア雑誌などを見るとナチュラル系、北欧系など家具もいろいろな種類があります。それぞれのデザインの特徴を知っておくと、お部屋の雰囲気に合わせた家具を選びやすくなるでしょう。

北欧デザインの家具

北欧家具は、ヨーロッパの北欧国(アイスランド、スウェーデン、デンマーク、グリーンランド、ノルウェー、フィンランド)のあたりで生まれた、シンプルですっきりとしたデザインが特徴の家具です。

無垢材や曲げ木を使った木の質感を感じさせるような北欧家具は、自然で飾り気がないので派手には見えず、シンプルさが特徴です。一般家庭の部屋に調和をもたらし、古来から派手なものをかっこいいと思わない日本人には特に人気のあるスタイルです。

北欧家具は基本的にとても頑丈で、耐久性に優れているので、一時的な流行などに影響される事がなく長い間使い続けられるものが多くあります。

アジアンデザインの家具

アジアンデザインのインテリア家具は、アジアの中でも、特に東南アジア地域(フィリピン、インドネシア、タイ、マレーシア、ベトナム)を指します。

アジアンデザインの特徴は、他の地域では使われない、ラタンやアバカ、アルロッグなど地域固有の植物が素材に使われていることです。これらの植物が木や板の代わりに使われ、他のスタイルにはない独特の形状を生み出しています。

また、インテリアの組み合わせとして東南アジアの植物であるバンブーやウォーターヒヤシンス、籐などを使って南国リゾートの雰囲気を醸し出すようなアイテムがあると更におしゃれになります。

モダンデザインの家具

モダンデザインは、19世紀までの建築や家具に見られたデザインから一転、20世紀になってから急成長した工業デザインの発想をモチーフに、シンプルでシャープな印象を与えるデザインです。

素材は、スチール、アルミなどの金属のものやクロムやガラスといった無機質なものが多く、近代的でクールさが特徴的です。

カラーは原色系などシンプルで敢えて暖かみを出さないものが多く、有名なデザイナーによる家具などもあります。

カントリーデザインの家具

カントリースタイルは田舎風の部屋のことで、カジュアルなスタイルのインテリアです。カントリースタイルにはヨーロピアンカントリー(フレンチカントリー)とアメリカンカントリーの2種類があります。どちらも自然素材を使った素朴で温かみのある手作り感のある家具が特徴です。

アメリカンカントリーの特徴は、パイン材の家具や座面が植物で編まれた椅子、田舎の自給自足の生活のような質素・素朴な形態。

ヨーロピアンカントリー(フレンチカントリー)はアメリカなどのカントリースタイルとは違い、オークなどの無垢材を使い温かみ・ぬくもり感を感じさせるカントリースタイルです。

和風デザインの家具

和風デザインも大きく2種類あります。1つは昔ながらの日本人が過ごして来た和室のスタイルを現代風にアレンジした和モダンと呼ばれるスタイル。もう1つは、色調は深い茶系色で日本の伝統美を感じさせる、箪笥や座敷など古来からの家具をイメージした重厚なデザインが特徴の、民芸調と呼ばれるスタイルです。

家具はデザインの統一性を意識して選ぶ

家具は頻繁に買うものではありませんが、単独で購入する機会も多くあります。

家具自体がおしゃれなデザインであっても、部屋全体として色やデザインの統一性がなければどうしてもミスマッチな印象となりがちです。今回ご紹介したポイントを意識して、部屋全体の調和を意識して家具を選んでみてはいかがでしょうか。

NOLSIAでは様々なインテリアにマッチする、シンプルデザインの家具を取り揃えています。商品写真も多数掲載していますので、安心感をもって家具をお選び頂けるかと思います。

オーダー家具と雑貨のセレクトショップNOLSIA(ノルシア)

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