毎日、体の疲れを癒し明日への活力を与えてくれるベッドは、上質な睡眠への手助けとなる大変重要な家具です。そんな重要なベッドだからこそ購入する際の選び方には、細心の注意を払う必要があります。
そこで今回は、失敗しないベッドの選び方のポイントをいくつかご紹介します。ご自身のベッド選びの参考にしてみてください。
理想的なベッドのサイズ
ベッドの選び方において一番重要になるのが、ベッドのサイズを決定することではないでしょうか。ベッドの長さは、どの商品も似通っているため、そんなに迷うことはないかと思います。
重要なのがベッドの幅方向の寸法です。狭すぎると、寝返りをうつだけでベッドから落ちそうになってしまい、非常に窮屈ですし、逆に広すぎても無駄に部屋のスペースを奪う事になってしまいます。
ベッドサイズは、シングルサイズから、クイーン・キングサイズまでいくつかに分かれています。一般的に大人一人のベッド上での必要スペースは、目安として“肩幅+30cm(両側に15cm以上のゆとり)”が必要であるとされています。
しかし、これはあくまで目安ですので、体格が大きめの方や寝返りを頻繁にうつ方、
ゆったりとしたサイズ感がお好みの方には、ワンランク上のサイズを選ぶ事をおすすめします。
ベッドの寝心地
もう一点重要なのが、ベッドの寝心地についてです。ベッドの寝心地は“マットレス”。正確に言えばマットレスの中身に使用されているスプリングで決まってきます。(低反発マットレス等を除く)
スプリングの性能は、ベッドに横たわった時の“寝心地”に直接影響する、非常に重要な要素です。ここでは一般的に、マットレスに使用されるスプリングの種類を、3種類ピックアップしてご紹介します。
ボンネルコイルスプリング
一般的にベッドのスプリングといえば、このボンネルコイルスプリングのことを指すほど広く普及しています。多くのビジネスホテルなどの業務用としても、数多く採用されています。
大きくて硬めのコイルが連結して、体を面でしっかりと支えるといった構造です。適度な硬さがあり横揺れも非常に少なくなっていますので、柔らかすぎる感触が苦手な方におすすめできるタイプになります。
高密度スプリング
高密度スプリングは先に紹介した、ボンネルコイルスプリングのスプリング数を増やしたタイプです。
スプリングの数が増えることによって横揺れもさらに低減され、何より耐久性に非常に優れています。スプリングの数が増えている分、寝心地は硬めになっています。
ベッドのふわふわした感触を好まない方や、お布団の寝心地に慣れていらっしゃる方にはこちらのタイプがおすすめです。
ポケットコイルスプリング
ポケットコイルスプリングは、ひとつひとつ袋に入れられた小さく柔らかいスプリングが並べられているという構造になっています。
したがって、それぞれのスプリングによる“点”で体と接するので体に沿って柔らかくマットが変形し、体にかかる負担も非常に少なくなっています。
体にかかる負担が少なく疲れを翌朝に持ち越さない、いいことずくめのポケットコイルスプリングですが、柔らかめの感触ですので硬めの寝心地がお好みの方には合わない可能性があります。
ベッドの購入をお考えの方に
ベッドの選び方について、いくつか簡単にご紹介させていただきました。毎日使い続けるベッドだからこそ、小さな妥協1つでも毎日積み重なれば「もう買い替えたい」
と思ってしまうほどのストレスにまでなってしまう可能性もあります。
今回の記事を参考にしてご自身にピッタリのベッドを選んでいただければと思います。
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